「確定拠出年金と夢プラン設計士」の専門家
ファイナンシャルプランナーの末次祐治です。
「iDeCo」イデコに決定
先週、個人型確定拠出年金の愛称が 「iDeCo(イデコ)」 に決定しました。
少額投資非課税制度の愛称「NISA(ニーサ)」はご存知の方も多いと
思います。
2017年度からは、今年5月の法改正で、新たに
・公務員
・専業主婦(夫)
・会社員で企業年金制度(確定給付型企業年・厚生年金基金および
石炭鉱業年金基金)の加入者
が加入できるようになり、今後は各金融機関も積極的な活動をしていくかと思います。
より多くの人に親しみやすい名前なので普及されていくことでしょう。
「iDeCo」イデコは個人型
確定拠出年金(DC)には、企業型と個人型の2種類があります。
企業型 は、会社の制度として、福利厚生制度の一環で主には退職金制度
として加入している方も多いかと思います。
個人型 は、主に自営業者や会社で企業年金制度に加入していない
会社員の方が加入できます。2017年度からは公務員や専業主婦(夫)
など今まで加入対象でなかった方も加入できるようになります。
今回の愛称「iDeCo」はこの個人型の愛称です。
なお企業型の愛称はまだありません。できるかどうかは未定です。
(一般的には企業型DCと呼ばれれいます)
企業型と個人型の違いは?
企業型と個人型(iDeCo)の違いをここでは
加入要件(加入対象や方法)、毎月掛金の限度以外に
ざっくりあげてみました。
企業型 | 個人型(iDeCo) | |
掛け金を出す人 | 会社 ※1 | 自分 |
口座を持ったらかかる手数料 |
会社 | 自分 |
どこで口座を作るか | 会社 が決めた金融機関 | 自分で この機関 から1つ決める |
※1 ・会社が払ってくれる分に個人的に上乗せして、
自分で払う「マッチング拠出」という制度もあります。
・自分の給与の一部を掛け金にまわす「選択制確定拠出年金」
という制度設計もあります。
詳細は会社の規定等をご確認ください。
このように、企業型が会社もちで、個人型が自分もち
という当たり前の気もするのですが
自分で運用・管理する自分年金という意味では
制度の仕組みは基本同じです。
個人型(iDeCo)の場合、口座管理手数料が個人負担になるため
どこの金融機関で口座を作るか?が重要になってきます。
これから始めようという方へ
じゃあ、この個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)を始めようという方、
老後の資産形成という意味では、NISA(ニーサ)や生命保険会社の
個人年金保険、また国民年金基金など よりも最強の金融商品でありまた
手段ですので、まずは優先して選択したいところです。
ただ、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)に限って言えば
どこで相談したらいいか?
加入したいがどこで加入できるのか?
自分で運用・管理することは難しい?
加入後のアフターフォローは?
などなど、残念ながらまだまだ普及には程遠いものがあります。
確かに、加入してからの「運用や管理」を意識することは
「自分には難しい」と距離を置くのもわかる気もしますが
今まで、各金融機関やFPなど案内人が積極的な推進をしてこなかったため
に『時間』という大事な要素を失ってきわけです。
ですから、これからは、制度の説明、導入からメンテナンスなどのフォローを
金融機関やワンストップで対応できるファイナンシャルプランナー(FP)
におまかせいただければと思います。
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