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自営業・個人事業主の老後資金づくりに活用できる制度
- iDeCo
- 国民年金基金
- 小規模企業共済
「iDeCo」と「国民年金基金」は、国の公的な年金の上乗せの制度です。
まず、検討してもらいたい「小規模企業共済」を説明します。
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小規模企業共済の特徴
小規模企業共済は、
小規模企業の経営者や個人事業主には頼もしい
2つの役割のある制度です。
- 「退職金制度」の役割
- 「事業資金等の貸付制度」の役割
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小規模企業共済制度は、「小規模共済法」という法律に基づく制度です。
運営しているのは、国が全額出資している「独立行政法人中小企業基盤整備機構」というところです。
契約者から預かった掛金とその運用収入は、すべて契約者に還元される仕組みです。
制度を運営する経費は全額、国からの交付金によって賄われています。
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iDeCoと国民年金基金
iDeCoと国民年金基金は、国の公的年金の上乗せの制度なので、年金制度と紐づきます。
会社員や公務員の公的年金は2階建てです。
でも、自営業の公的年金は、1階部分しかありません。
自営業者の2階建て部分に相当するのが、iDeCoや国民年金基金と考えてください。
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国民年金基金の特徴
- 終身年金であること
- 確定給付年金であること(確定給付なので、受け取る年金額は固定されています)
現在の国民年金基金の掛金額は、過去最高レベルです。
そして予定利率(1.5%)は過去最低レベルです。
受け取る年金額がすでに固定されているということは、インフレには弱いと言えます。
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お金のミステリーハンター「ああちゃん」シリーズのブログはこちら
Part2(経営者の老後のお金 iDeCoとつみたてNISAどっちをどう選んだらいいの?)は、こちら
Part3(会社の経費で老後資金づくりを仕組み化ってできるの?)は、こちら
Part4(自営業の老後資金づくりに活用できる制度)は、こちら
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